科学と魔術の境界

とある魔術の禁書目録、10巻まで読了。



『空間転移or座標移動』



【移動条件】
・点と点の移動。線の移動ではないので障害物は無視。密閉空間への入出可。


【移動物体(客体)の条件】
・自身(主体)を移動物体(客体)にできる。
・大きさはどこまで可か?
・重さはどこまで可か?
・移動中の物体を転移できるか?
・どこまで小さい範囲を客体にできるか?(例:分子単位の移動は可能か?)
・つながっている物体を切り離して転移できるか?(どこまでがつながっていると言えるか?)


【移動物体の移動先の条件】
・どこまで物体を移動できるか?
・座標はどれだけ正確か?
・どこにでも現出可能か?
・物体の上に現出した場合、もともとの物体はどうなるのか?
・もともとの物体の”上”に割り込む場合、もともとの部分はどこに消えるのか?
・物体の”上”に人間が割り込んだ場合、”もしその状態から全く動かなければ”ダメージを受けないのか?





刃物を人間の体内に転移できる、というのは能力として強すぎだと
思うんだけどどうなのか。
まあ雷撃とかも人の運動神経では回避不可能&一撃必殺なわけだが。
発動までのタイムラグが”他の一撃必殺能力より長い”場合は結局意味ないということ?


2巻のアウレオルスの言葉による攻撃なんかも出鱈目クラスだが
言葉を言い切る前に倒してしまえばいいということだろうか。
両者共に一撃必殺技を持つ場合は”どちらが速いか”が勝敗の分かれ目。
能力者に限らず一般人同士の戦闘であっても、凶器という一撃必殺はあるわけですが。


こう考えると超能力者の方が優位には見える。
魔術師は色々なことができる代わりに何か媒体となるものが必要だけれど
超能力者は一極集中である代わりに何もないところからいきなり発動できるのだし。


しかし防御面を考えれば超能力者より魔術師の方が分がある気も。
攻性能力を防御として使用することも能力によっては可能だろうけど
これはやはりバラエティーに欠けてそう。
対して魔術師は戦闘前に準備しておくということも可能。




とりあえず結論としてはビリビリがメインヒロインだというこ(ry
正直ゲームで出てくれていれば皆がメインヒロインなり得たというのに……!!